マンションリノベーション
PLACE:枚方市
建築家
小坂 友恵
一級建築士/モックケンチクラボ
岐阜女子大学家政学部住居学科卒業。京都、大阪の建築設計事務所で6年のアシスタント勤務の後、建設会社にて住宅設計を担当。建築家スタッフの藤森大作氏の紹介により、2008年秋IFA住宅設計室入社。
2012年より浦田と共に屋号を定め、モックケンチクラボをスタート。
マンションという限られた空間でありながら、お茶だけ飲めるような…。そんな少しゆとりを感じられる空間があると素敵ですねというご夫婦の言葉からリノベーションが始まりました。リビングまで人を呼び込まずともおもてなしができ、また、家族もひとりになってゆっくりと時をすごせるギャラリーのようなTearoomを中心にもつ空間を計画しました。ただ単にそのような居室を配置するのではなく、正方形の箱体を玄関―LDKの軸に対して45度ふることで長細い印象になりがちな廊下を人を招き入れる広がりのある空間としアクセントとしました。1フロアでありながら空間に変化をもたせ、家族みんながくつろげるこだわりのあるリノベーションとなりました。